正月の書き散らし その2

2020年の正月も大寒の頃、おしゃれさがちょっと異文化かなあと感じたお客様がいらした。彼の存在自体がすでにおとぎ話の世界に近かったかも。彼はニューヨークでメイクアップを仕事としている方だった。二回いらして、二回目にお二人のお友達を連れて見えた。そのうちのお一人は本当に美しいアメリカ人女性だった。あっと口を開けて見惚れる程の美しさだった。

彼が漏らした一言、
ここは世界中で一番気に入った僕の店だ。これ以上誰にも知られたくない。と。それを聞いて、
うれしいっと、私は胸の前で手を合わせた。
今までの苦労のすべてがすっ飛んだ!

彼はBAOBABという私の作品の幕閉めをしてくださったのだ。

その翌日、私はこの店を閉めなくてはならない現実を知る。

多分これから先この書き散らしもなくなるであろうから、その現実とやらをここに書いておく。

はい、私、このばおばぶのオーナーである、ほりこしのぶよですが、棺桶に片足を突っ込みました。
骨のガンが素早く広範囲に回ったようで、動きにだいぶ制限がかかり、只今モタモタしております。
命のことですので、いつ、とははっきりしませんが近いようです。

ですから、この書き散らしもこれで終わりとなるでしょう、
いや、そうじゃないかもしれない・・・
ともかくは、
皆さま、今のところ、さようなら!

ばおばぶのぶよ

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