5月24日

ヴィラ・フランカまでわりと早く着いた。ここから山に登るバスに乗れる。しかし14時45分まで待たねばならぬ。その辛抱ができなくて次の村まで行くことにした。日本人の女の人に出会った。『同行二人の菅笠』をかぶっていたので日本人だろうと思って声をかけた。去年途中までしか歩けなかったから今年は最後までと一人で歩いている。自然が好きだからという理由。四国のお遍路も歩いたという京都の英子さん。

小さな村ペレへの素敵なアルベルゲ。家も、家具も、庭も、管理も全てゆったりとしている。英子さんはお向かいのベッドでのんびりしている。さっさと食事を済ませてしまったらしい。

私は冗談好きのドイツ人のおじさんとおしゃべりしたり、雨が降ってきてあわてて洗濯物をいれ有料の乾燥機に一緒に入れたり、英子さんから果物をいただいておやつをしたりで気分が遊んでいた。

デートのように彼と二人で食事に行った。日本人と一緒に食事ができるチャンスなんてあまりないから聞きたいことがある、と例えば日本人のクラッシック音楽の演奏なんだけどヨーロッパの俺達の音楽を何故君達があのようなレベルで弾けるのか?という話から日本の教育、歴史について説明を始めかなりいろいろな話題に広がっていった。原子力発電の仕事にかかわっている人らしい。体調を整えるために一週間に一度ぐらいはホテルを取っているらしい。スポーツとして歩いている、と。話し込むのが楽しかった。