5月1日

こんなによく眠れたのは初めてかも。すごく元気でもったいないくらいだけど、ここからはバスに乗る、とつらい決心をしたのだ。足の痛みはもう限界だし、ブルゴスの近くは工業地帯らしいので。

アルベルゲの親父に教えてもらって1時間も痛む足で歩いてバス停のあるところに着いた。しかしいくら待ってもバスは影すらみせない。お向かいの村の店が開いた。聞きにいったらいとも簡単に「今日は5月1日、休日だからバスは走らない」だって。

結局村から出てきた一台の車をヒッチハイクした。なんとカリスマ派のおばさんだった。車の運転は大丈夫かと心配になるほど熱っぽく神を語ってくれた。「神はあなたの内にいる」と。

ブルゴスのカテドラルではちょうど結婚式のミサが行われようとしていた。参加させてもらった。

薬局も医者も今日はだめ。街の中にアルベルゲがあるはずなのに見つからず、ホテルを探しても休日で満杯。街は大きく美しく観光客でいっぱい。川沿いの公園を郊外のアルベルゲまで痛い足を引きずって歩いた。

外から見ると兵舎のよう、中に入ると牢獄のような大きなアルベルゲ。ぎゅうぎゅうずめ。トイレは扉がなくビニールのカーテン。庭はゆったりとしているし天気はいい。韓国の女の子とレストランでの食事から帰ってきたら庭のテーブルで韓国人の御婦人が一人で食事をしていた。同じ世代。ドイツに何十年と住んでいるそうだ、彼女とうまが合い二人で散々言いたい放題で発散した。