4月30日

寒い山道。オルテガのカフェで一休み。セーターを引っ張り出して着る。ニュージーランドから来ているという女の人とおしゃべりする。彼女はファッションもかなり個性的、手仕事が好きなんだろう。この後スイスの友達のところへ寄り最後はスコットランドのお母さんを訪ねる、と言っていた。やはり遠路はるばる来るんだもの、会える人には会っておかねば、という気持ちは同じね。歳もおなじぐらいみたい。

足が痛むので13km歩いてアヘスというところでもう今日は止める。

疲れも溜まる頃なのだろうか。反対にすっかり場なれして気分はどんどん楽になっている。気を張らなくなっているから身体がやっと悲鳴をあげているのだろうか。

沢山の人たちにいろいろ故障が出始めているようだ。

足首の痛みの原因がわからない。靴のせい?出かける前に散々試して選んだ挙句のものなのに。

アヘスの村の中、おしゃれなカフェがあったので入ってみる。スペイン語とドイツ語のぺらぺらなおじさんがやっている。

スペイン人かドイツ人か分からなかったので「お国は?」と聞いたら「そのような直接的な質問はするな、ご挨拶代わりや好奇心で聞いても2分後には忘れているのだから」との返事。

「私は忘れません。好奇心はきっかけではないの?」と食い下がる私。「いや単なる好奇心はマイナスだ。興味ならいい。あなたはどこの国の人とは聞くけど、あなたはだあれ?とは誰も聞かない。

誰だって一番関心を持っているのは自分のことなのさ。