4月27日

ほとんど薄暗いうちに歩き出す。街は宴の後の掃除の最中だった。消防ホースの水でごみを一気に流していた。街を抜けると山道になった。

いつも歩き出してからまもなく日の出となる。地平線の向こうから、山のあなたから、雲の合間から太陽が昇る。

草の上にリュックを下ろして太陽に向かって真っ直ぐに立つ。深呼吸をし手足を思いっきり伸ばし、丸い太陽をを見つめる。光を浴びエネルギーを頂き満たされて一日をスタートする。

ヨハンが追い越していく時、ノブヨの帽子とズボンは目立つよとおしゃべりを始める。ズボンはインドネシアのイカットを友人が縫ってくれたもの、帽子はパリ製のソンブレロ。さっさと追い越していかないので「先に行ってもいいのよ」と言ったら「今はねノブヨの傍で休みたいんだよ」とのたまわった。東洋の安らぎ?!

サント・ドミンゴまで21km。街に入ったところで若い大きな男の子が足を引きずりながらつらそうに歩いていた。 34kmも歩いてきて足の豆が痛いのだと。日差しの強い人気のない石の街を二人でゆっくりアルベルゲを探しながらいった。