4月25日

寝苦しい夜だった。ベッドの真ん中の段の人が夜中近くに帰ってきて私の足元ではなく頭の傍で頭にランプをつけてパンツひとつになり、のろのろがさがさ寝仕度をしていらだたしかった。ベッドも彼の寝返りでひどくきしんだ。

たぶんその人だと思うが朝になってログローニョの街に入る前の休憩所で出会った。ヨハンという名だそうだ。おしゃべり好きだ。

ログローニョで泊まるつもりだったが、早すぎたのでナヴァレッティまで来た。21.5km。見かけた虫はカタツムリ、アリ、カメムシ,ダンゴ虫、ちょうちょ。暑さと肩の重さがつらい。リュックの下を手で支えてこらえた。手の甲が真っ黒に日焼けしている。

食堂で書き物をしていると、いろんな人が、やー、と声をかけてくれる。「ドイツ語を話す日本人ってあなたなのね」と隣のベッドの婦人。我々の部屋にシャワールームが付いているので他の人の出入りが多い。入り口近くのベッドだったので大きな薄手のショールでカーテンとした。しかし昨日の宿よりは落ち着く。

ソン君が又同じ宿、バスク人の彼もカフェでビールを美味しそうに飲んでいた。