4月23日

街の中を歩く時に、 普通に生活をしている人々、労働をしている人々に出会う。歩いている我々がのんきに見えるのだろうな、と感じるようになった。最初は巡礼者である自分を特別視して欲しいような甘えがあったし、沢山のスペイン人が我々巡礼者を大切にしてくれてるのがうれしくて、それを当たり前のように思っていた。

日常生活というのは同じようにカミーノである、と思う。つらい歩みを続け、休み、また歩き、何が待っているか分からないままに最終地点まで歩き続けるのは日常生活もカミーノも変わらない。

ロス・アルコスの教会前の広場で又皆に会う。フランス語の三人組、ミュンヘンからの夫婦、オーストリーのイリス、二人の気楽娘、ウルムからの若者たち。ベンチで休んでいる。ヤー、と挨拶を交わし私は先へ。

街から出ると嘘だろうというくらい美しい景色の中にいた。春の野と山。黄色い花の潅木は何だろう、ピンクはエリカようだけど・・・まさに花盛り。