ばおはい
『ばおはい』2012.1.17第69回みなさんの作品
第69回2012年1月17日の作品をご披露いたします。
新年明けて始めてのばおはいです。
前の晩からなんだか楽しみで楽しみで・・・という気分だったので、
その中身を探ってみたら
皆様にお会いできるのもうれしいのだけれど、それではない、
俳句を出してみてもらえる、皆様の俳句を見ることができるのもうれしいのだけれど、
それでもない、
その俳句をネタに言いたいことを言い合う、これだ!と思いました。
今回は 自選の一句を 皆で鑑賞、
そのあとは トランプシャッフルで選んだ中からの他薦の句を 皆で鑑賞、
鑑賞は一人ひとり順番にで最後が作者です。
自選の句(一番上)
- 桃古
- さざ波や源平池の鴨と鷺
- ひょうひょうと吹雪の夜や笛の音
- 初春や御堂の屋根のかくも反る
- 寒牡丹一つも売れぬ社かな
- 水仙のかをりゆかしや路地のおく
- 悲しみを氷の上で癒す者 (浅田真央)
- じょあん
- ばおばぶは文庫の茶房初雀
- 初茜海の道より鼓笛隊
- 黒猫がゆく裏通り寒に入る
- 虎落笛韋駄天の行くバス通り
- 朝日浴び蝋梅の蝋とけだせり
- 恵方道北北西に針路とる
- さくら
- 冬晴れの乾く青空我が涙
- 辰年に母龍のごと空掛け昇る
- 満ちることない潮が天へ引いて逝く
- 菊の華百合のつぼみとまた落ちて
- あんたたっなけんかどんせんじはしとせんないかんよ
- あたいげんおっかたをみごてしっくいやいあいがとごわした
- よもぎ
- 千代の春昇り龍のくるくるり
- いっせいに汽笛と花火港の春
- 天地人待つは除夜の汽笛なり
- 夢追い人
- 年明けてかわっているのは年齢ばかり
- 風邪ひきし母の側には葱の束
- 電話越し愛を語らう大晦日
- 賀状読み北の友の地思い馳せ
- 七草に仰ぎ見る空月照
- お年賀に行きし師の家酔いつぶれ
- 甘猫
- 冬の浜刹那に生きる波うさぎ
- 冬の浜歩調の合わぬ二人連れ
- かじかみて耳のありかを確かめる
- 叱られて婆と孫との初湯かな
- 日脚伸ぶ塀で折れたる猫の影
- かじかむ掌わびつ赤子を抱き上げる
- ざくろ
- 初弥撒やステンドグラスに日の昇る
- こぞ今年貫くもののはかなさや
- 駒取られ正月ひとりで餅をかむ
- 星と木と水晶おみくじ初占い
- 老犬の歩きたくもなし寒の夕
- 初雀群れ飛び散りし市場裏
ばおはい|第70回
