ばおはい
『ばおはい』2010.08.17第42回みなさんの作品
第42回2010年8月17日の作品をご披露いたします。
秋立てど・・・まったく夏まっさかり・・・
風も余りなく冷房無完備のばおばぶ、皆様、ごくろうさまでした。
尚来月は 第三火曜日の21日ではなくて その二日後の木曜日が
祭日で秋分と満月が重なっています。月見と洒落て(実際には昼間ですから
無理ですが) 連句をしたいと思います。句は発句を考えてきてください。
- 桃古
- 炎天の三角帽子鼻赤し
- ダム湖にも清水せつなき流れかな
- 熱帯夜改札口のキスをみよ
- 裸には秋来たりけり夜の風
- すつくりと荒地の百合の五六本
- 美少女は夏の鬼とやインターハイ
- 熊
- 工房の猛犬注意大西日
- 風死すや猫も通らぬ路地の奥
- 水着買う同じビキニを母娘して
- 雲の峰如雨露の水をたっぷりと
- 笹百合やうわさばなしは風と来て
- さくら
- 陽落ちても駅ビルに残る熱気かな
- 昨晩のにぎわい何処へ花火大会
- くちお
- 何もかも流れて呑み込む土石流
- 名古屋場所中継なくてさびしき夕
- しょうこ
- どーんどん耳で楽しむ音花火 (あたいもみいけいこごあっど)
- よもぎ
- 草むらにこおろぎ追いし父母の家
- 父の笑み禅寺の門百日紅
- 鳳仙花岬のバスと夕陽待つ
- 送り火や見上げる空の弓張月
- 夢追い人
- 遠雷が一瞬の涼運びしや
- 通り雨けぶる房総秋遠し
- 何しても汗出ることと母諭す
- 暑き日に鳴いているのは秋の蝉
- クーラーの排気にそよぐ笹竹葉
- 箱かさりゴキブリ出たかと身構える
- 熱帯夜別れし妻の夢を見て
- 花火観て友と語らう我が未来
- 澄みし空飛行機雲が一筋に
- 迎え火や遠くで音頭聞きながら
- 有希
- 熱帯夜することなくて俳句哉
- 盲目の剣士気取って西瓜割り
- 扇風機テレビニュースの事故現場
- 読み返すメールの言葉アイスティー
- 美術館入場待ちの夏帽子
- 河童
- 空蝉が葉上に残り夏過ぎる
- 山からの文届きたり夏落ち葉
- 西の海台風起こり夏が去く
- 鰯雲空をおおいて風涼し
- 山路来て耳をつんざく蝉しぐれ
- やすさん (ゲスト)
- 夏の夕彩雲かかりしビルの上
- ざくろ
- 栗毬のころりころりと朝の道
- 日の出ずる沈むるまでの蝉時雨
- じいじいじいみいんみんみん日の暮れる
- ガウディの時止まりたり西日の門
- 豪奢さや我がバルセロナ夏の月
- 大虹の立ち上る朝静か浜
- 閑かさや老犬消え逝く夏の朝 (家のくまちゃんがみまかりました)
- (本歌取りでちょっと) まず頼むビール一杯夏の夕
- よく見れば蝶の番うる垣根かな
- 我が宿はコーヒーを蚊と馳走かな
ばおはい|第43回
