ばおはい
『ばおはい』2010.07.20第41回みなさんの作品
第41回2010年7月20日の作品をご披露いたします。
風がそよともせず暑さをじっくりと4時間から5時間。
脳は動いているのか、とけているのか・・・
ぎりぎりのところで飛び出す言葉!
「ばおはい」は本人が選択した自分の句五句を書き出し、トランプのように手元に来た
どなたかのその五句の中から一句を選ぶ、という形式を採りました。
選んだ人のその句への感想、皆の感想、本人の思いという具合に語られました。
先ずは ばおはい、
- 桃古
- せまりくる怪気の力夏至の富士
- ねえ見てよここにいるのよ蓮の花
- 飛魚や青きが中に佐渡うかぶ
- 夏草や馬上に琵琶の響きあり * (選ばれました)
- 自転車で風きる歌や行々子
- 熊
- 石畳続く路地裏青すだれ
- 雲の峰切株にあるラジオかな
- 万緑や深きところに陶芸塾 *
- 夏館暗き廊下を風と行く
- 題目は南無なんとかや梅雨の明
- さくら
- 日常の疲れいやして電車道
- くちお
- けもの病みわが街のこと憂えたり
- 人街も一瞬にして土石流
- しょうこ
- 喉通る水うんまかど!!我生きる *
- よもぎ
- ひまわりやマジョルカ壺と響きあい
- 梅雨明けてサーフボードの雲浮かぶ
- 初女さんと銀河ビールで前夜祭
- あどけなきゆうべの砂の風の紋 *
- 夢追い人
- 夏至の頃時を忘れて遊ぶ子ら
- 五月雨の陰気を切り裂くシュートかな
- 友去りて一息つきし夏の宵
- 梅雨最中雨音すべて流すよう
- 年嵩ね日に日に頑固母の夏 *
- 河童
- 出もやらず雨の降りせばそれも良し
- 朝未き小綬鶏鳴く裏の山 *
- 水尾ひいて久里浜金谷渡り行く
- ヤッコラサ登りつめてぞ我がいおり
- 立ちもせず倒れもせずに折れもせず
- ざくろ
- パリ祭やゴリラと呼ばれ愛されて
- 黒揚羽恋に恋してひらひらり *
- 星満天熱き抱擁千年紀
- 精霊馬駆け抜ける風裏座敷
- 初蝉の命のきしむ静けさや
以下は「ばおれん」となります
| 喉通る水うんまかど!!我生きる | しょうこ | 発句 |
| 街ゆく御輿早夏祭り | よもぎ | 夏 |
| 山の夜いつか焚き火の燃え尽きて | ざくろ | |
| こうろぎ少し残る草むら | 桃古 | 秋 |
| 名月の光うけたる犬の家 | 熊 | 月の定座 |
| あけび探してこけつまろびつ | 河童 | |
| 人気無い浜を歩きし影二つ | 夢追い人 | |
| 思いは胸に秘めたるものか | さくら | 恋 |
| そうめんの赤を取り合う三姉妹 | 熊 | |
| 古山門の仁王おかしき | 桃古 | |
| 老いし親叱る娘の空っ風 | ざくろ | 冬 |
| 枝にかかりて寒月ひかる | さくら | 冬の月 |
| これからやしっかりいけよタイガース | 河童 | |
| 肩組み合って歌う居酒屋 | 桃古 | |
| 驟雨とてゲリラが襲う江戸の街 | 熊 | |
| 遍路行者のひげの強さよ | ざくろ | 春 |
| 道々に花の散りたる昼下がり | さくら | 花 |
| 初蝶が舞う野立ての宴 | よもぎ | 挙句 |
