ばおはい
『ばおはい』2008.3.18第13回みなさんの作品
第13回2008年3月18日の作品をご披露いたします。
桃古さん、三冬さん、桜草さんたちが春と共に参加です。
常連の紗城さん、おもとさん、YORIKOさん、しばらく前から
泰山木あらため ざくろさん。
春は花ではじまり詩心の揺さぶられる時期ですね。
4,5,6月はお休みとなりますので皆様作りためておいてください。
- 三冬
- 風に乗り白き梅の香ほほふれる
- 種分けしつる小桜草の花だより
- 電線に居酒屋気分夕すずめ
- 群れ遊ぶ水鳥の背に春の風
- おもと
- 日ぬるみ水温み春の兆し
母親に「鶯が鳴いていたよ」と伝えると「ほぉ~う・・・春が来たね」と
訪れた美術館の庭園の鉢水に桃色の花三つ
窓から外を見つめる猫のいる金沢文庫への道 - ざくろ
- 光あり棕櫚の葉ふるえ旅支度
- 西風に乗り電車ごとごと庭に来る
- 友は喪主白木蓮の花硬し
- 春雷の土砂降りの中別れ告ぐ
- 桜草
- 春の色陽ざしやわらか鳥の声
- 湯の中で真っ赤な夕日海そめる
- 色ついた木々の間に富士の山
- YORIKO
- なつかしい友と再会みんな母
- チューリップ私の家にもちいさい春が
- 紗城
- 太陽~朝~
- 空が溶けてゆく
鳥が飛び去った湖は白い靄が揺れる
地平線に光が射す時生命はとたんに息を吹き返す。
一刻一刻と上がるその光
その直線が見るもの…それは目覚め
湖を赤く染め上げ空に紅をふりまく。月を消し、星を眠らせ…
今日も生きる力を天から浴びる
何が幸せで何が不幸なのか、流され回され、立ち止まる
今を生き、生き抜く。何を見て何を感じる。
何を意してこの世に生まれ堕ちたのか・・・。
先を行く親達にさえ分からない。
一筋の光に木々は照らされ目を覚ます
水面に映る魚たちの群れは時の流れを止めながら漂っている。
そう…待っていた蕾は勢いと共に芽吹く。
景色を花に変え人々を天に招くごとく咲き誇る
花びら燃ゆる春の風。ふわふわ ひらりひら ふわり
桜の花びら散るたびに心淋しき浮き沈む。
それは人の命を物語り消えていく様であるから…
花咲かせ風に去る姿は見事という何ものでもない。
生命の詩を今年も春が見せてくれるだろう。 - 桃古
- 紅梅にそと口つけぬ女坂
- 月光の仮面を待つや梅の園
- 夜の梅瞳の光絹の音
- 梅が香に何も見えなくなってゆく
- 白梅の猫をみおくるしじまかな
- ”春思”
- 「自由になろう」と私たちは誓った。
窓の向こうに山並みが、
ひとつになるこころは晩春の朝を呼ぶ。
蜂が歩むガラス。
空気の軽く、妖精が舞っていた。
- 出席者:
- 三冬、紗城、おもと、ざくろ、桜草、YORIKO、桃古
