ばおはい
『ばおはい』2007.6.19第4回みなさんの作品
第4回2007年6月19日の作品をご披露いたします。
熊さん、大山木の二人だけで寂しいな、 というところへ寿太郎さんが現れ嬉しかったのです。
投稿はたくさんあって、内容は充実してました。
尚、桃古さんよりのお話で、8月21日のばおはいは、
連句の練習をしよう、そして、
10月21日のばおはいは芸術祭に参加して
連句ワークショップをしよう、ということになりました。
- 《熊》さんの作品
- 紫陽花やインクの滲むエアーメイル
- 大夕焼けかつて銭湯在りし町 *
- 瀑布よりマイナスイオンが降りかかる
- 《寿太郎》さんの作品
- 猫の子や親心知る腕の傷
- 忙殺も続けてみればただの日々
- 若人の安い感謝に苦笑い
- 虚しさを重ねて眺める赤ホタル *
- 《大山木》さんの作品
- 宵の星たったひとつで夏の空
- 青い風走り抜けてく北廊下
- 柔らかい紅い満月昇る海
- 松の芽の天指し哄笑星降る夜
- 窯出でてぴちぴち笑う夏茶碗 *
- 梔子の重き香りに振りむきて *
- 派手娘派手婆となりめでたきかな
- 《三冬》さんの作品
- 夕闇にからころ竹鈴風を聞く
- 緑風に梅の実戯れかくれんぼ
- さざなみに月の光の金貨ゆれ *
- 月なき夜垣根の紫陽花みちしるべ
- 雷鳴が満月そっと置き土産
- 終バスの赤い字せつない停留所 *
- 《ライラック》さんの作品
- 鼻歌と涼風つれて散歩道 *
- 気にせども日々濃くなりし小麦肌
- スポーツがダンスのごとし我が身体
- 幼子の遊んだ跡にしろつめ草のリース
- ふと見ると枝にかかりし野花のリース
- 写メールでは感動残せぬ夜空の星
- 《われもこう》さんの作品
- 一日の仕事を終えて極楽湯
- 花端木こころのなかにたたずみて
- 怪しげな名前は何ぞへび苺
- 今ここは釈迦の掌どのあたり *
- 草いきれ懐かしさがよみがえり
- 雨上がり青葉の滴神ここに *
- 昔からおめでたいのは変わらない
- 《桜草》さんの作品
- あじさいの雨に打たれし我が心
- アルプスの雲の上から雪化粧 *
- 《野笛》さんの作品
- 荒ぶる子固い蕾に春の風
- 荒ぶる子春の嵐と頷きて *
- 《南瓜》さんの作品
- 人であう縁か奇跡かよき出会い
- 朝起きて体すっきりあーうれしい
- 雑草よあなたはとてもよい *
- 《おもと》さんの作品
- 昼は美な桜の花も夜になると恐
- 桜の樹の下には魔物が棲んでいる
- 両親が我が同郷という友と 異郷で故郷を語る不思議
- 写真の母のほほえみを手でいたわり *
- 《桃古》さんの作品
- 紫陽花>
- 紫陽花にかかろき上着をはおいたる
- 紫陽花のよき日一日眠たき日
- 紫陽花の何ということなく盛る
- 手洗いに紫陽花所得たりけり
- 紫陽花や恋人達のたはぶれに
- 紫陽花やサーファーたちは蟻のごと
- 紫陽花にすっぽんぽんの富士となる *
- 紫陽花の海の半ばは夕日陰 *
- 《鴨》さんの作品
- 雨>
- 蝋燭の消えて雨夜のにおいかな *
- 雨宿り子宿る友の美しき
- 猫の毛に雨宿りするしずくかな
- お気に入り雨の日にはさせませぬ
- アスファルトあめんぼいた道遠い過去
- 紫陽花>
- 紫陽花のマンション満室カエル邸
- 夏近し>
- 菖蒲湯にのぼせて見るは夏の夢
- 長袖に半袖咲いて夏近し *
- みじか夜に今年も早いとつぶやいて
- 青空に白すニーカーお似合いね
- 出席者:
- 熊、寿太郎、大山木
- 投稿者:
- 三冬、ライラック、われもこう、桜草、野笛、南瓜、おもと、桃古、鴨
