『ばおはい』第155回(ばおれん)

長月のばおばぶ連句の午後

猛暑につづき気候の変化の激しい秋口です、しかし昨夜の素晴らしい名月ごらんになりましたか。秋です、GO です。

句の鑑賞:

二千十八年長月二十五日 俳諧の連歌:

野分風われも飛ばせよ天高く ざくろ
鋭き月の顔を出す朝 桃古
子供たち狗尾草(エノコログサ)を手にもって 甘猫
腰を伸ばして笑うじいさま ざくろ
柱には藁縄の束かけておく 桃古
鴨の大鍋ワインのボトル 甘猫
グラス持つ小指がふれてハットする ざくろ
恋のはじめの言葉やさしき 桃古
恨まれて禁じられても会いにゆく 甘猫
野良猫たちが白白とみる ざくろ
天神の門の扉も閉ざされて 桃古
ふうてん歩く夏の寒村 甘猫
ビール飲む水平線に登る月 ざくろ
遠く聞こえるボサノバの音 桃古
カーニバル黒い素肌の輝きを 甘猫
小さなかごにたんぽぽをつむ ざくろ
はなびらがひらひらと散る石の上 桃古
みんな笑顔の卒業写真 甘猫