『ばおはい』第153回(ばおれん)

連歌の前にゆっくりと互の句を鑑賞しました。

二千十八年水無月26日 俳諧の連歌

石榴花ホロホロ落ちる朝餉時 ざくろ
老い鶯の残る一声 桃古
縁日に集える人ら酒飲みて 夢追い人
サティー流れるとある街角
名月を横切る影は何者か
すすきの野原に遠吠え響く
台風にめげず出かける初デート
手紙の中に幸せがある
目配せしそっと手を取り夢の中
母と娘で卒業旅行
生菓子を並べた店の古風なる
月冴え渡る北の故郷
雪の道ズボッズボッと踏みしめて
くじいた腕の痛み気になり
古寺で般若心経書き写す
やっと出てきたふきのとうたち
花守が日陰で眠る庭の隅
雲雀の上がるお城の岸辺

さくらさんへの誕生句:

桃古;梅雨空の晴れ間にひとつ光るもの
甘猫;白衣着るおこじょ夏風ぶっとばす
じょあん;薩摩よりナースのきたる梅雨晴れ
ざくろ;緑濃き桜樹すくと立ちにけり