『ばおはい』第145回

奇数月は少し俳句を見てから半歌仙となります。入口の萩の花も満開の心地よい秋の午後、葉月はお休みでしたので、久しぶりの言葉遊び、ゆるゆると始まりました。

ばおはい

ばおれん

二千十七年長月廿六日 俳諧の連歌

いつの間に道路のぬれし秋の雨 桃古
こんなところに白曼珠沙華 ざくろ
母の皺月光が浮き上がらせて 夢追い人
語らいながら針仕事する よもぎ
矢立持ち北を目指して旅支度 じょあん
今年の夏の暑さ厳しく 桃古
萩釉を流しかけたる夫婦碗 ざくろ
契をかわしそっと手を取る 夢追い人
乱れ髪抑えてそそぐ燗冷まし よもぎ
風花の舞う遠き故郷 じょあん
神社には赤いのぼりをたてておき 桃古
柿とぶどうとトウモロコシと ざくろ
三日月を愛でてはしゃいで駆け回る 夢追い人
馬小屋で鳴くエンマコオロギ よもぎ
シーバスの着いたところは氷川丸 じょあん
春場所すぎて上がる番付 桃古
この時期は花を追いかけ汽車に乗る ざくろ
チューリップ咲く街の公園 夢追い人