『ばおはい』第142回

二千十七年皐月二十三日 俳諧の連歌

文字通り爽やかな初夏の午後、ことばのあそびをせんとて、座を作る。

たけのこや床板飛ばし鉢飛ばし ざくろ
新緑をゆく馬のたてがみ 甘猫
人に酔う村の祭りの夜は更けて じょあん
眠りを誘う香漂う 夢追い人
雲間より現るる月髪濡らす 桃古
ぶどう畑の口づけ長し ざくろ
初嵐叶わぬ恋と知りながら 甘猫
山寺よりの御詠歌をきく じょあん
浮世ではすべてのことをやり尽くし 夢追い人
三十号の絵にいどむ画家 桃古
乾杯す嘘かも知れぬパラダイス ざくろ
狐火増える捨てられた靴 甘猫
沈もりの沙廷を照らす冬の月 じょあん
旅先であう病みし人々 夢追い人
婆様と戦い続け夏果てる 桜泉(さくら)
アニメ模様のバスタオル干す 桃古
花の下ここで写真を撮りましょう 甘猫
嵯峨野の河辺草餅とお茶 ざくろ

本日は以上半歌仙。それから手持ちの句と誕生句があります。

桃古:

じょあん:

夢追い人:

甘猫:

ざくろ:

ざくろさんへの誕生句: