『ばおはい』第135回(ばおれん)

二千十六年神無月二十五日 俳諧の連歌

日の暮れるのも早くなりました、ちょっと油断してたら真っ暗になっちゃったので
本日は半歌仙で終わりにしました。シャンパンが待ってましたし。

秋日和今夜は何の酒にしよ 桃古
月夜の浜辺初老の夫婦 甘猫
コスモスは休耕田のとなりにて じょあん
同窓会に心のはずむ 夢追い人
水色のビー玉ひとつ手のひらに 美優
サビ猫の目の追うはゴキブリ ざくろ
尼寺の木魚をたたく朝の行 甘猫
黒いスーツのズボン皺あり 桃古
薄墨のはがきの文字にうろたえる 夢追い人
マドンナに会う冬晴れの日に じょあん
ツンドラにカリブの群れ進みゆく ざくろ
太平洋の底に棲む蛸 美優
真ゴジラ発見したは教授なり さくら
風死すという高層の街 桃古
中庭の行水見てる夏の月 甘猫
教会の鐘ミルクティ飲む じょあん
テラスには花のひとひら踊り入る 夢追い人
タンポポの茎ストローにして 美優