『ばおはい』第114回(ばおれん)

第114回2015年2月24日の作品をご披露いたします。

きんべさんは挙句に間に合いました。
さくらさんは美しい桜酒を手土産に、ちょっと遅れました。
挙句の後も皆にとって大好きな時間です。
桜色はこの季節のいい色です。
今回も文殊の知恵で出来た句が冴えてます。
一人で頑張るよりずっといい。

二千十五年如月二十四日 俳諧の連歌

春の日にぶらりぶらりと猫屋敷 じょあん
よもぎまんじゅうお薄に添える ざくろ
見渡せば菜の花畑輝いて 夢追い人
ヘリコプターの飛びすぎる音 桃古
十六夜の雲に隠れる珊瑚礁 ざくろ
秋の想いの難題解けぬ じょあん
白砂を僧の掃く朝やや寒く 桃古
野球場には歓声響き 夢追い人
大階段太もも光るビール売り じょあん
口紅の色赤くくっきり ざくろ
甘い声嘘と知りつつうなずいて 夢追い人
池の小島の鴨は動かず 桃古
氷る月河原を走る北きつね ざくろ
熊の胆を飲むコタンコロクル じょあん
懐かしさ故郷の景色言いつのり 桃古
想いのたけを友にぶつける 夢追い人
うるさきは長屋の花見あたま山 じょあん
暖かき日々爺もまどろむ きんべ