『ばおはい』第107回(ばおれん)

ちまきさんという新人が加わりました。さくらさんは挙句に間に合いました。

二千十四年 水無月 二十四日 俳諧の連歌

夏至の日や影引きずりて美女館 じょあん
枇杷の実つつくカラスの大群 ざくろ
緑なす鎌倉山に風吹きて ちまき
アジアの客に抹茶振舞う 甘猫
窓際に月光照らす古ピアノ 夢追い人
袋小路にさんまの煙 じょあん
セーヌ川浮つ沈みつマロニエの葉 ざくろ
笑いながらのパルピテーション(動悸) ちまき
目を合わせ言葉のいらぬ二人連れ 甘猫
今宵も残るシャネルの五番 きんべ
老いし母咳き込む程に弱りたる 夢追い人
我が主キリスト荒野に叫ぶ じょあん
熱燗の杯重ね冬の月 ざくろ
オンドルの部屋地蔵さま彫る 甘猫
カフェに来るノラを追いつつ日の暮れて きんべ
よき時過ごす火曜の午後に 夢追い人
花の舞うパティオに続く石畳 じょあん
白い蝶々空の彼方へ さくら