難民と日本社会

2月6日午後ばおばぶにて医師である山村淳平さんによる「難民と日本社会」という映像とおはなしの会が行われた。
初対面の山村さんは、彼自身が今まで体験してきた難民に関わる問題点をわかりやすく説明してくださった。

日本政府は難民を受け入れる気はない、0%という現状。
国際条約には違反しているそうだ。

今回のお話から、結局はどんな問題を扱っても、つまり、原発も、安保法案も、教育問題もいつも、行き着くところは同じだと、気がつかされた。
問題は今のこのアンチ民主制たる日本国家だ、ということなのだ。

我々に何ができるのか?
このシステムを変えられるなんて思ってはいけません、と山村さんは仰った。
しかしチェックし、抗議し続けることが大事ですと。

期待なしに、やり続けるという彼の言葉は印象的だった。
彼は強い、熱い、と思った。
システムの少しに揺れがはいる、ということで、まずは十分だと。

個はやるべきことを淡々とやっていればいい、ということ、これは悟りの境地だ。
最近お亡くなりになった、佐藤初女さんという94歳の聖人のような方も透明な生き方、とおっしゃっていて、どこか通じるものを感じた。

アフリカのミトコンドリア・イヴという一人の女性から人類が発生したか、
まあどちらにしろ似たような状況からホモサピエンスが出てきたようだし・・・
時々街角で見かける張り紙「人類みな兄弟」、をなんとなく怪しげであると思ってはいたが、内容は本当だと思う。
人類みな親類なのだ。怪しげであると思っていた私が偏狭だったんだ、と今思う。
いい加減に争いなんかやめようよ、とみんなで思うには、偏狭さをなくして、自由にならなくては。

困っている親類が助けてくれ、と言ってきたら、多少の不便はあっても温かく迎えるのが当たり前でしょう?
「私の兄弟であるこの最も小さい者のひとりにしたのは、私ににしてくれたことなのである」
とイエス・キリストも言っている。