『ばおはい』第165回(ばおれん)

まだまだ暑さを感じる日々ですが、秋らしさは日に日にましています。

弱ったような蝉の声とじわじわと増えている虫の声が混ざっているみたいなそんな午後、

久しぶりのばおれんでした。

二千十九年長月二十四日 俳諧の連歌

虫すだく茶だまりしんと静まれり ざくろ
家族揃って衣かつぎ食う 甘猫
白い月腕の刺青照らされて 夢追い人
野辺でゆれてるコスモスの花
昼寝する三毛猫の牡薄眼開け
祇園祭で笛響かせる。
かたわらに着物の似合う人のいて
絹の海に人魚あらわる
七色に染め上げられし我が思い
嵐の過ぎて髪梳く女
病得て礼拝堂にひざまずく
宿の押し入れ童が笑う
月凍る梯子の伸びて森に入る
砦を守る青い狐火
気が付けば夜のしじまに眠る里
賑々しきは啓蟄の頃
花ざかり笑顔ばかりのクラス会
選抜野球エールが響く