『ばおはい』第140回

彼岸過ぎたとはいえまだまだ寒いこのごろ、新月の火曜日、まずは俳句を鑑賞しあいました。その後連句に入りました。

ばおはい

ばおれん

二千十七年弥生二十八日 俳諧の連歌

暖かし黒鍵ならぬ古ピアノ 甘猫
朧月夜の屋根歩く猫 ざくろ
旅がらす春は一人の身になりて じょあん
街の居酒屋話は尽きず よもぎ
瓦とび風の吠えたる夏嵐 夢追い人
バス待つ列の余りに長く 桃古
サハラゆくうつらうつらのラクダの背 ざくろ
砦を守る王と愛人 甘猫
キビ畑幼馴みを抱き寄せる よもぎ
放蕩の果露となりたる じょあん
山寺へ一筋の道照らす月 桃古
咳き込む友に薬湯飲ませ 夢追い人
美術館カタログ選ぶ中学生 甘猫
水玉はずむ青いスカーフ ざくろ
横須賀の海軍カレーミルク付き じょあん
ジャズが流れる駅裏通り よもぎ
川沿いの屋台の列に花満ちて 夢追い人
若鮎焼きは五百円也 桃古

誕生句: